藁工ミュージアム

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Exhibition 展覧会


WARAKOH think and feel 東北 vol.2 変わったもの、変わらずにあるもの

2月23日(日)~4月13日(日)

概要

この度、藁工ミュージアムでは、「WARAKOH think and feel 東北」シリーズの第2弾として、東北在住もしくは出身の作家7名を紹介する「変わったもの、変わらずにあるもの」展を開催いたします。

2011年3月11日におこった東北地方太平洋沖地震は原発事故を伴う未曽有の大震災となり、被災地の方々を取り巻く環境や状況を劇的に変えてしまいました。
今回紹介する7名の作家のうち、田崎飛鳥と水沼久直は環境や状況の変化など震災の影響により一時的に絵を描くことができなくなり、それは少なからずとも彼らの作風に変化を及ぼしましたが、彼らの「表現する」ことへの思いは変わることなく、現在では制作を再開しています。
本展では、震災前と変わらず制作を続ける青木尊、似里力、本田太陽、現在では制作をやめてしまった武田拓の作品を併せて紹介するとともに、写真家・畠山直哉の故郷である岩手県陸前高田市の3.11以後の姿を捉えた写真60点と、それ以前の写真60点を、表裏2枚のスクリーンで同時投影します。
地震発生より間もなく3年を迎えようとしている現在でも、復興どころかまだまだ復旧さえできていない地域がたくさんあります。時がたつにつれ、当時の記憶が風化しつつある今、本展を通じ、その現状を今一度考える契機となり、微力ながら復興の支援につながれば幸いです。

出品作家: プロフィール

■青木 尊/あおき たける
1968年生まれ。福島県郡山市在住。
濃厚、濃密。青木の描く絵には、そんな表現がよく似合う。作品のモチーフには人物が多く、八代亜紀、ブッチャー、ウララちゃんと、昭和の香りが漂う。共通するのは「好き」ということ。執拗に、力強く描き込まれた作品からは、テーマに向けた青木の熱い思いが溢れだしている。2011年「ひとのかたち、それぞれ」(もうひとつの美術館/栃木県)など出展多数。

■武田 拓/たけだ ひらく
1988年山形県山辺町生まれ。二か月という制作期間に、瞬く間に成長していった「はし」は、会社での、わりばし詰めの仕事から始まった。
2011年「ポコラート全国公募2011」(アーツ千代田3331/東京)にて中村政人賞を受賞。

■田崎 飛鳥/たざき あすか
1981年埼玉県生まれ。岩手県陸前高田市在住。
子ども時代から絵を描くことに親しみ、自然豊かな環境の中で様々な動物たちに囲まれながら成長した田崎。彼の作品のモチーフは、家族をはじめとする身近な人たちや、幼い頃から親しんでいる動物たちが多い。2000年「第3回いわて・きららアート・コレクション」優秀賞受賞後、同コレクションにて奨励賞を数回受賞。2012年「アール・ブリュット・いわて展」(岩手県立美術館/岩手)など出展多数。

■似里 力/にさと ちから
1968年生まれ。2008年、あるきっかけで、糸を短く切って結んでつないで、器械で玉にするという営みが始まり、現在も続けている。2009年第62回岩手芸術祭現代美術部門優秀賞受賞。2010年第13回いわて・きららアート・コレクションきらら大賞受賞。
2012年岩手県立美術館「アール・ブリュット・いわて展」(岩手県立美術館/岩手)他出展多数。

■畠山 直哉/はたけやま なおや
1958年岩手県陸前高田市生まれ。1997年木村伊兵衛写真賞、2011年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2012年9月、震災の前と後の写真80点と、あの日をめぐるエッセイで構成された『気仙川』(河出書房新社)を発行。また、2012年ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示「ここに、建築は、可能か」に共同出展し、金獅子賞を受賞。東京在住。

■本田 太陽/ほんだ たいよう
1970年生まれ。福島県郡山市在住。壁、ふすま、ベッドカバー、etc。時に神妙に、時に嬉々として、本田はそれらに文字を書きつける。彼独自の「本田カリグラフィー体」とでも呼ぶべき文字が刻む、あとを引くリズム。紙面に文字を書き足し続け、くり返し愛でられる中で、それはあじわいを深めてゆく。2011年「線と点がつなぐもの もじ・コトノハ」(もうひとつの美術館/栃木県)に出展。

■水沼 久直/みずぬま ひさなお
1972年岩手県二戸市生まれ。同県矢巾町在住。幼少よりクレヨンなどで絵を描くことを楽しみ、高校時代に油彩画に出会い、表現の幅を大きく広げるが、その後、制作の場が制約された一時期にサインペンによる描画を始める。
2009年第12回いわて・きららアート・コレクション優秀賞、2014年第17回同コレクションきらら大賞受賞。2012年「アール・ブリュット・いわて展」(岩手県立美術館/岩手)など出展多数。

関連企画

スペシャルアーティストトーク:
故郷陸前高田市を震災直後から現在も取り続けている畠山直哉氏をお招きし、表現者として当時考えたことや現在考えていらっしゃることについてなどお話しいただきます。
【日時】2014年4月12日(土) 14:00~ (13:30より受付)
【会場】蛸蔵
【対象】一般                                                                            【定員】100名
【参加費】無料 ※要観覧券                                                                    (4月12日以前に展覧会をご覧いただきました方は、その際の展覧会チケットにてご参加いただけます。ご持参ください。)
【講師】畠山直哉氏
※詳細はお問合せください。

スペシャルギャラリートーク:
作家の青木尊氏、田崎飛鳥氏、似里力氏、本田太陽氏、水沼久直氏の作品制作の裏側を知
る村井資氏と岡部兼芳氏によるギャラリートークです。
【日時】2014年3月9日(日)
【会場】展示室内
【参加費】無料 ※要観覧券
【講師】村井資氏(るんびにい美術館/岩手)
岡部兼芳氏(はじまりの美術館準備室/福島)
※詳細はお問合せください。

手話ガイド付きギャラリートーク:
手話ガイド付きの学芸員によるギャラリートークです。作品制作の裏話や作家さんについてなどのお話しをしながら一緒に展覧会を見て回ります。
【日時】2014年3月15日(土)14:00~ 約40分
【会場】展示室内
【参加費】無料 ※要観覧券

会期

[日時]2月23日(日)~4月13日(日)
10:00~18:00(入館は17:30まで) 火曜日休館

料金

一般500円 小中高生250円 未就学児無料

協力・後援

[助成]公益財団法人朝日新聞文化財団
[後援]高知県教育委員会、高知市教育委員会、公益財団法人高知市文化振興事業団、高知新聞社、朝日新聞高知総局、毎日新聞高知支局、讀賣新聞高知支局、NHK高知放送局、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、高知シティFM放送(すべて予定)

主催・問い合わせ

藁工ミュージアム
TEL.088-879-6800
FAX.088‐879‐6800
info@warakoh.com

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