藁工ミュージアム

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Exhibition 展覧会


齋藤裕一/mamoru  音楽をつかまえて

4月29日(火・祝)~6月29日(日)

概要

「聴くこと」から新しい世界をひろげてみませんか。
本展は、このような期待をこめて齋藤裕一とmamoruという二人のアーティストの作品世界へとみなさまを誘います。
川口太陽の家・工房集で創作を行う齋藤裕一は、独特のリズムや流れを漂わせ「文字」を繰り返し描き重ねていく作品を特徴としています。サウンド・アーティストのmamoruは、モノや場所に関わり、あるいは想像のなかで生成される「音」を用いて作品を展開しています。本展で出会う二作家は、なにか新しく私たちのなかに「音楽」がはじまる、そんなきっかけを与えてくれる「詩のこころ」とサウンドのある時空を創り出します。

齋藤裕一の平面作品は、齋藤が日々楽しみにするテレビ番組のタイトルなどのシンプルな文字が無数に繰り返されます。齋藤自身のその時々の心持ちのありようがここに筆跡として顕れ、画面がさまざまに躍動するなかで、コトバの意味は解体され音の世界が生まれてくるようです。mamoruは、《日常のための練習曲/etude for everyday life》 という作品シリーズにおいて、氷やハンガーといった、身近でありふれたものから生まれ出るとてもささやかな音とその「美しさ」の発見へと私たちを誘い入れ、既存の価値判断の組み替えを図ります。

二人のアーティストが密やかに放つ「音楽」は、日常を新たな次元から照らし出し、私たちに新しい感性的発見をもたらすでしょう。

アーティスト

齋藤裕一
1983年生まれ
2002年埼玉大学教育学部附属特別支援学校高等部卒業後、埼玉県川口市にある川口太陽の家・工房集のメンバーとなる。齋藤の特徴的な創作表現スタイルである、TV番組のタイトルなどをあらわす文字をモチーフとした作品は、国内外を問わず、現代アート領域からも注目されている。2013年ポコラート全国公募展Vol.4茂木健一郎賞受賞。本展では、2002年から2013年までに描かれた作品から約20点を展示予定。
工房集http://kobo-syu.com/

齋藤裕一《ドラえもん》 2005-2008

齋藤裕一《ドラえもん》 2005-2008 、紙に色鉛筆

mamoru
1977年生まれ
2001年ニューヨーク市立大学音楽学部卒業。帰国後自作の楽器を用いた即興演奏やサウンド・インスタレーションを開始。2007年より「etude for everyday life」と題し、聴く行為を通して日常生活を音作品、音体験に読み替えるシリーズを展開。近年は、「想像すること」へ関心の幅を拡げた作品の展開も行う。国内外でプロジェクト、展示、ワークショップを行う。2010年 Tokyo Experimental Festival最優秀賞受賞。今回、高知にちなんだ新作を展示予定。
http://www.afewnotes.com/

mamoru《etude no.13 氷を吊るすヴァリエーション》La Chambre Blanche、ケベック、2008

mamoru《etude no.13 氷を吊るすヴァリエーション》La Chambre Blanche、ケベック、2008

関連企画

■アーティストによるギャラリートーク
5月24日(土)14:00-15:00  出演:mamoru
5月25日(日)14:00-15:00  出演:齋藤裕一 + 小和田直幸(工房集スタッフ)

■イブニングレクチャー 
5月29日(木)18:30-20:00 ※当日展示鑑賞は通常どおり18:00まで。

「音楽」と「アート」
Outside Music‐日常を変える「音楽」と「聴くこと」

講師:ロジャー・マクドナルド
(特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]副ディレクター)
roger portrait
1971年生まれ。ケント大学にて宗教学修士課程修了後、美術理論にて博士号を取得。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして、国内外で数々の小規模な展覧会を企画。2002年、仲間とともにAITを立ち上げ、現代アートの学校「MAD」のコースディレクターに就任。2006年の第一回「シンガポール・ビエンナーレ」キュレーター。東京造形大学非常勤講師。2013年より小さな実験的個人美術館フェンバーガー・ハウス(長野県・佐久市)ディレクター。

アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT]が開催する学生・社会人向け教育講座MAD(Making Art Different―アートを変えよう、違った角度で見てみよう)コースディレクターであり、欧米での「アール・ブリュット/アウトサイダー・アート」の歴史や音楽にも造詣の深いロジャー・マクドナルドさんを講師に招き、ジャン・デュビュッフェの1960年代の音楽的実験などを含む「アート」と「音楽」の交差をたどるお話をいただきながら、いま私たちが新たに求めている感性のありかを探ります。

■担当学芸員とのギャラリーツアー(手話ガイド付き)
6月7日(土) 14:00~(40分程度)

※関連企画は全て、会場・藁工ミュージアム、事前申込み不要。
※関連企画への参加は当日入場料が必要です。
ただし、本展期間中の入場チケット半券で関連企画は何度でもご参加いただけます。

会期

[日時]4月29日(火・祝)~6月29日(日)
10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:火曜日(4月29日を除く)、4月30日(水) ★5月6日(火)は臨時開館いたします!

料金

一般500円 中高生250円 小学生以下無料
★土佐バルポイントカードのご提示で全員 一般300円 中高生150円

協力・後援

[協力]工房集/高知県立文学館
[後援]高知県/高知市/高知市教育委員会/公益財団法人高知市文化振興事業団/高知新聞社/朝日新聞高知総局/毎日新聞高知支局/讀賣新聞高知支局/NHK高知放送局/RKC高知放送/KUTVテレビ高知/KSSさんさんテレビ/KCB高知ケーブルテレビ/エフエム高知/高知シティFM放送 /第66回高知市文化祭後援行事

主催・問い合わせ

藁工ミュージアム
TEL.088-879-6800
FAX.088‐879‐6800
info@warakoh.com

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